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可愛がって下さった大勢の方々に頂戴した
た~~~っくさんのお花を携え笑顔で旅立った
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府中にある慈恵院にて荼毘にふせてきました
うる覚えの中 車を走らせ K門と家族を車に載せ正午到着
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受付を済ませしばし待機
立会い火葬の時 最期のお別れをし係員の方が淡々と進める
僧侶も立会い お花一杯に包まれたK門が火葬空間へ
読経が始まり親父・姉貴・自分とお焼香が始まった
「熱いじゃろ?」 「もう痛いのなくなるね」 「ありがとう」
いろんな言葉が脳裏をよぎりながら手を合わせた自分
手を合わせた途端 K門がぴょんぴょうん跳ねて笑顔でクルクル走り回る姿
とっても愉しそうに まるで「大丈夫だぞー」と伝えてくれてるよう
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火葬が終わるまで約一時間の待機
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火葬が終わり呼び出しが入り家族揃って収骨
思ったほど骨が細くびっくりした
犬歯が二本残ってるのを親父と姉貴の為に分骨した
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お骨になったK門を抱き場所を替えて僧侶に供養して頂いた
読経してる最中に親父・姉貴・自分とお焼香が始まり
また涙が流れた
不思議なことはここでも体験
お焼香をし手を合わせた途端
またK門がぴょんぴょうん跳ねて笑顔でくるくると走り回る
ロデオに乗ってるように跳ねては走り回る姿
顔は笑顔でめっさ愉しそうなのだ
その姿を見たのは自分だけだった
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K門 介助ベルトもせず脚の痛みも消えて
先立った友達達と仲良く遊んでる姿
心の中で安心したのと哀しさが少し和らいだ
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何があろうとも いつも前向きに歩いてきたK門
くじけていたのは人間の自分だけだったのが恥かしく感じた
滅多に出来ない経験を与えてくれたK門
生きる愉しさ・辛さを身体・精神で教えてくれたK門
ありがとう♪ ありがとう♪ ありがとう♪
また生き返って戻ってきてくれると信じ歩みを進めてくぞ~^^
by oyabin-kyo
| 2010-05-17 23:22